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「チーズはどこへ消えた?」とリストラ体験について

  • 執筆者の写真: くるとん
    くるとん
  • 2023年3月5日
  • 読了時間: 2分

「チーズはどこへ消えた?」を初めて読んだのは30代の時。そのころは自分がリストラされるこのなんて想像するらしていませんでした。50代に入り、あるYoutubeで紹介されているのをたまたま見かけて、改めて読んでみましたが、その物語に30代とは違う重みが感じられ心に深く響いてきました。物語の中で「チーズが消える」ことが、「日常」と思っていた生活の変化にいかに対応していくか、改めて深く考えさせられる作品です。

物語の登場人物たちは、チーズを見つけるためにさまざまな試みを行っています。チーズが消えたとき、彼らがどのように対応し、変化にどう適応するかが描かれていて、変化を受け入れる姿勢とその能力が人生の成果や幸せにどれだけ影響を与えるかが良く分かるものが対となっています。

私の経験を振り返ってみると、「チーズはどこへ消えた?」は私のキャリアの変動と深く結びついていました。私は2017年に勤めていた出版社が民事再生会社となりリストラ対象となりました。幸い「くび」というわけではなかったのですが大幅な減給に、私の「チーズ」が消えてしまったのです。そこで私は物語の中の登場人物たちのように、失った「チーズ」を取り戻す方法や新しい「チーズ」を見つける場所について考えました。この本を読んでいなければ、きっと混乱したままで、何をすべきか理解するのに時間がかかったと思います。

そして、自分を見つめ直し、スキルを見直し、新たな挑戦に踏み出す決意をしました。その過程は簡単ではなかったですが、「チーズはどこへ消えた?」から学んだ教訓が私を助けました。それは、変化を恐れずに、新たな機会を探し続けるということの重要性です。

「チーズはどこへ消えた?」は、変化にどのように対応すべきか、また新たなチャンスをどのように捉えるべきかを教えてくれる素晴らしいガイドだと思います。その物語は、私たちに変化を恐れず、それを機会として見る勇気を与えてくれました。


 
 
 

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